夏期審査会のコメント

6月26日(日)に、夏期審査会を行いました。
ご参加された皆さま、お疲れさまでした。
暑い中でしたが、全体として素晴らしい内容だったと思います。

さて、審査会で私からコメントした内容を、補足を兼ねて、この場で皆さんに共有いたします。
大きく2点ありました。今日はまず1点目から。

初心者の頃は、稽古を重ねるにしたがってやれることが増え、どんどん上達していきます。
そのスピードは、人によって差はありこそすれ、量が上達に直結するのは変わりません。
(ちなみに、上達スピードの差については、この記事で書きました。併せてご覧ください)

ただ、どこかの時点で、それが必ず鈍化します。
その時、障害となっているのは、結局は姿勢、立ち姿であることが多いです。

・土台となる足腰が緩んでつっぱらず、足裏がしっかりと着地しているか
・その土台に、真っ直ぐ軸が立ち、余計な力みが生じていないか
・そしてこれらを、どの動きでも維持できているか

これらが成立していないまま、小手先のテクニック的なものをいくら積み重ねても、なかなか本質的な上達にはつながりません。

ではどうすべきか。
根本的な立ち方、歩き方の見直しを行うしかないと思います。
これまでの日常生活で染み付いてしまった身体のクセを、少しずつ矯正していかなければなりません。
例えば、道場に週3~4日通い、毎回1時間稽古したとしても、他の日、他の23時間が昔のクセのままでは、なかなか改善しません。
日常の歩き方や座るときの姿勢や力みに、意識を向けてみることが必要でしょう。

現代社会では、武道は所詮、習い事の一つに過ぎません。
そのために平素から意識しなければならないのは・・とお思いになるかもしれません。確かにそうです。

ですが、どうせやるのなら、武道を単なる趣味、日常に付加する程度のものにするのではなく、武道をテコに日常を見直すきっかけとする方が、上達も早いし、健康効果もあるし、全体として得られる果実が大きいと感じるのですが、いかがでしょうか。
実際、それに値するだけのものが、武道にはあると思います。

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