前回に引き続き、私が稽古で心掛けていることを書いていきます。

1. 土俵を変える・質を変える
2. 分からないことを大切にする
3. 数を重ねる
4. 稽古を楽しむ
5. 道友に感謝する

今回は、3番目の「数を重ねる」です。

「土俵を変える、質を変える」ために、「分からないことを大切にする」思考が重要、というのが前回までの内容でした。

では、当面は分からないままとしても、質を変えるために何をすべきか、それは結局、「数を重ねる」以外に方法はありません。

「量質転化の法則」という言葉をお聞きになったこともあるのではないでしょうか。

物理的には、
水を温めだすと、最初は水（液体）のままで温度が上がっていくが、ある温度（沸点）を超えると、沸騰して液体から水蒸気（気体）に変化する、というものです。

ビジネスの世界でも、
基本の重要性を訴えるときに使われる表現です。
意味するところは同じです。

では具体的に、
①どんな内容を
②どれくらいの数
③どれくらいの期間
積み重ねるべきなのか。

加えて、実はとっても大事なのが、それらを
④どんな意識で
行うべきなのか。

続きは、次回の投稿で書きたいと思います。