<お稽古の心構え>

夏期審査会から約一ヶ月が経ち、今週から茶帯(二級)を締めています。
私にとって審査はお稽古の延長線上にある区切りであり、その結果としていただく帯なので、それで何か変わるということはなかったのですが、やはり茶帯は一味(テンションが)違うというか、心なしか身が引き締まります。

お稽古の心構えについて、このブログを読んでくださり、空手家のようなOLを想像されていたら申し訳ないのですが、実態は仕事やプライベートを優先に、空手は習い事という位置付けに過ぎないので、空手と向き合っている時間は限られています。
とは言え!その分、お稽古中は“全集中”モードで、館長や先生方の動きを凝視し、言葉を一字一句聞き逃さないようにしています(笑)
そこで得た感覚からイメージをつくったり、体の軸の意識を変えてみたり…
試行錯誤を重ねているのです。

現在の仕事は社内の20~30代の女性の法人営業を対象に、育成業務全般を担当しているので、会社では指導する側の立場なわけですが、常々感じるのが、聞いているようで聞いていない人が案外いるということです。
個人的には、聞く姿勢や態度がどんなに優等生でも実行しなければ、学んだとは言えないと思っています。
“とりあえずやってみる”くらいの気持ちで即実践に移し、工夫をしながら自己流を見つけて欲しいと常々思いますし、それが俗に言うデキル人の共通点だとも思います。

誰かに言われることを待っていたり、「教えてくれない」と受け身では、成長レベルに限界があるような気がします。いかに自分で考えることができるか、頭を使うことが学びの場では大切だと思うのです。

さて、私の空手においては、黒帯の先、どこまで目指すかというところですが、今の生活で日々の鍛錬は現実的ではないことを改めて思い知る中では、量より質にならざるを得ませんが、上達することに拘る気持ちは変わりません。
だからこそ、毎回のお稽古で小さな発見や進化を実感できるように“空手時間”を濃いものにしていきたいと思っています。

次回は<長く続けるコツ>について投稿していきます。

まずは見学から!

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