おすすめ本のご紹介です。
合気道の源流である大東流合気柔術の達人として名高い、佐川幸義先生の言行録などが収められています。
佐川先生は、その凄まじいほどの技のキレ・威力と、圧倒的な量の鍛錬で知られた方です。
毎日、四股踏みを1000回以上、加えて棒振りや腕立てなども何百回、これを晩年まで続けられたそうです。
95歳で亡くなられていますが、亡くなる直前まで技が変化し続けたとか。
私は直接お目にかかる機会はありませんでしたが、S先生の関係で著者の方からのエピソードをお聞きしたことがあります。
この記事でご紹介した四股踏みも、佐川先生のやられていた方法に近いものとして私は教わりました。
佐川先生の鍛錬や稽古に対する考え方が生の言葉で書かれていて非常に勉強になりますし、人間ってここまで出来るのか、という一つの可能性を知ることができます。
ぜひご一読をお勧めします。