<足技>

昨年3月に受けた審査(※クリック)でもコメントがあった「初速が遅い」ということについては、残念ながら未だに課題となっています。

空手には主に、前蹴上げ・外回し・内回し・前蹴り・金的蹴り・横蹴上げ・横蹴り・間接蹴り・後ろ蹴上げ・後ろ蹴り・後ろ回し蹴り・膝蹴り・回し蹴りと十数種類の<足技>がありますが、いずれも足が出る前にワンクッションあるのが私の現状です。

組手等の実践の場面では、このワンクッションがあることで相手に動きを察されてしまうため、技として活きません。

原因は骨盤や鼠径部(※クリック)の腰回りが硬いことのようで、館長が仰っている<足技>はお尻も含め足のつもりで!」ができず、どうしても足が単体の動きになってしまいます。

単体の動きでは、威力は個人が持つ筋力レベルに留まります。
これは技に限らず、内功系でも“肚から腕が出る”“お腹から肘が出る”“腕を胸から開く&閉じる”というような、通常では理解し難い内容(笑)の指導をいただきますが、要は体の内部からコントロールし、パーツ毎の動きにならないようにすることなのだと思います。

また、完成度の低い動きは型や移動のお稽古を通じて、よりあからさまになるというのも痛感しています。
一連の流れの中で動作を行うため、回し蹴りでは中心線を狙うことや足の甲で蹴ること、横蹴りは踵を出すこと…基本すら雑になりがちなので、常に指先まで意識を向ける余裕と集中力が大切だと、最近しみじみ思うようになりました。

次回は<指導員デビュー>について投稿します。

まずは見学から!

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