キレのある動きは見栄えがします。
私も少し前までは、バシッと道着の音が鳴るとカッコイイと思っていたので、今風に言う“映え”を意識していましたが、最近になって内功(※クリック)の可能性を改めて実感するようになり、一旦“映え”は二の次にしています(笑)
筋力ではなく威力!なのは、ブログでも度々綴っていますが、内功を応用して技にすると、通常では考えられない現象が起きます。
若者の方が強い、男性の方が強い…という概念はなくなり、老若男女が体の強弱基準ではないからこそ、道場訓にもある通り、生涯稽古をし続けられるのだとしみじみ感じています。
お稽古では「<一拍子の動き>にする、二拍子にならないように」と指導いただいています。
緩急をつけると手足の動きが一致しない等、なんだかんだバラつきがちですが、全身が均等にひとかたまりになれば、まさに威力が生じます。
館長は“岩のように”と表現されますが、上下前後左右、すべての方向に向かう力があれば、岩のように転がる(=動く)ことも止まる(=立つ)ことも実現するのだと思います。
個人的には「最初から100パーセントで、加速度運動にならないように」とご指摘を受けており、初速が遅い(※クリック)のはなかなか克服できない課題の一つですが、一拍子且つ等速で水のように流れ(=動き)・岩のような威力を目標にしたいものです。
次回は<日常生活での変化>について投稿します。