
先月、春期審査会が実施されました。
今回も(※クリック)悔いの残る内容で気にし出すと切りがないですが、今後にとってかけがえのない時間でした。
やはり昇段となると格別で、緊張というより“感無量”が当てはまる表現かもしれません。
比較的冷めた性格ですが(笑)、こんなにも熱く、必死になることがあるのかと自分でも驚いたほどです。
それなりにがんばって、そこそこにやる…振り返ると大半のことをこんな感じでやり過ごしてきた気がします。
初段審査を通じて、一生懸命になる・真剣になる経験をし、空手には多角的に刺激を与えられていることを改めて実感した次第です。
単独演武では館長がその場で指定する型を2~3つ披露しますが、一番好きな「平安五」では思いがけない部分でバランスを崩すという、今までしたことがない誰が見てもわかる失敗もしました。
本当に何が起こるかわからないものです。
また、審査課題は普段のお稽古で行っていることなので、決して変わった動作をするわけではありませんが、なぜか翌日は筋肉痛で全身がバキバキでした。
そして何より、武道学館の指導理念「本当の強さは、やさしさです」のとおり、先生や先輩方のやさしさを身に染みて感じた機会にもなりました。
未だ苦手とする組手ですが、審査の共通課題には突き蹴り混合で受け&返しを行う「約束組手」があります。
本番に向けては、マンツーマンで対策にお付き合いいただき、お稽古中も個別に指導してくださることもありました。
空手歴約5年半、ようやく“うさマルちゃん”(※クリック)と同じ黒帯です。
改善すべき点はまだまだたくさんあります。
初心忘るべからず!気持ち新たに、課題を克服しながら精進して参ります。
余談ですが、審査会の週は館長の代行(※クリック)で指導員を担いました。
これからはこのような場面も増えるかもしれませんが、自身も指導理念を体現していきたいと思います。
次回は<抜きを使う>について投稿します。