
動きが小さい(※クリック)のは、お稽古でも審査でもご指摘を受ける課題点ですが、それゆえ見方によっては<小手先の動き>に見えるようです。
常に内功(※クリック)を意識している身としては何とも悔しい話ですが(笑)、冷静に考えると“中身ができていれば自ずと外見も伴ってくる”のも事実です。
実際に館長を拝見していると、立ち姿をはじめ、型にしても組手にしても一貫して動きが美しいのです。
自身について言うと、とりわけ移動稽古で行う連続技(上段受け・外受け・内受け・下段払い)のクオリティーは自他ともに認める低さで「チマコマとセワシイ」というのが、残念ながら当てはまる表現かもしれません。
連続技の速度を上げると雑になる、技の一つ一つを丁寧にすると速度が落ちる…何年経っても、なかなか突破できません。
特に私の場合は小柄なので、より大きく動かなければ、ダイナミックさも欠けてしまいます。
深みのある動きは一朝一夕にできるものではありませんが、<小手先の動き>にならない=<小手先の動き>に見えないように、体の中から大きく技を発することを心掛けていきたいと思います。
次回は<心境の変化>について投稿します。