<イメージを掴む>

<空手との向き合い方:中編>(※クリック)で空手の奥深さについて“先生や先輩方の言葉を自分なりに解釈し、イメージをつくって、体で表現していくことが楽しく、コツもなければ、見様見真似でできるものでもない”と記しましたが、お稽古は身体と同じ位、頭を使います。

例えば、前屈立ちの移動稽古では、よく「拳が引っ張られるように」と指導いただきますが、同時に頭の中で、物理的には届かない距離にある薄い壁のようなモノを突き破るイメージを描いて、重心を移動させています。
…というのは私の場合で、同じことを言われても、道場生の解釈の仕方はおそらく全員違うと思います。

イメージができることは仕事でも大事なスキルであると、会社生活で実感しています。
新入社員でもない限り、手取り足取り教えません。上司の指示が目標設定と段取りだとしたら、大枠を捉えたうえで、ポイントを押さえ、そこから臨機応変に行動します。並行して、シナリオ外のパターンに対する策等、諸々についても考えますが、まずは“いかに早くイメージを掴むか”が進捗状況を左右するスキルだと思います。

何事もイメージ!イメージ!イメージ!
どうすればいいのかわからない時こそ、想像を膨らませることが目標に近付く第一歩だと、悩んだ時の前進に繋がる一助となれば幸いです。

次回は<足腰を鍛える>について投稿していきます。

まずは見学から!

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