<集中力>

先月、<集中力>の大切さを痛感する出来事がありました。
前回のブログ(※クリック)で得意げに写真を載せましたが、これが事の発端でした。

お稽古前にバランスボールの上に立つと体の軸が整った状態になるため、極力ルーティンにしているのですが、その日はあまり時間がなく、適当に乗ったら…見事転倒。
日頃から前重心を心掛けているので、幸い大事には至らなかったものの、下唇を負傷しました。
<絶対ケガをしない!!>(※クリック)というタイトルで持論を綴りましたが、自爆行為でケガをしてしまったので、反省するきっかけになりました。

空手は時として体より頭を使います。
館長の師(※クリック)は「毛穴まで神経を張り巡らせる」という表現をされたようですが、パワーを超える重さを出すには、いかに全身に細かく意識を向けられるかがポイントの一つになります。
そのため、他のことを考えながらお稽古をしている時と、集中している時との差は一目瞭然です。
“集中して立つ・座る・歩く”これは基本・移動・型・組手・護身術・内功、全てに共通して言えることだと思います。

体幹を強化しても、<集中力>が欠けていたらバランスボールの上には立てません(笑)
とはいえ、集中が力みになってしまっては真逆の効果なので、昨年3月の審査で「力は抜いても気は抜かない」という館長からのフィードバック通り、空手において“意識のコントロール”はとても重要で、本当に奥深いものだと考えさせられます。

次回は<ビビらないこと>について投稿します。

まずは見学から!

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