<真っ直ぐな姿勢>

最初に仙骨を立てるよう指導を受けた時は、そもそも“仙骨(センコツ)”が身体のどの部分なのかわかりませんでした。
脊椎の下部に位置する大きな三角形の骨で、骨盤の上方後部のことなのですが、今でも意識を集中させなければ、すんなりできません。

パンプスが大好きで、十数年7センチ以上のヒールで過ごす生活をしているので、知らないうちに“反り腰”になっていたのです。

空手では座り方・立ち方・歩き方の全てにおいて、身体の線(軸)を真っ直ぐ保つことが基本になります。技を発する時も受ける時も、反り腰の状態では自身が持つ筋力レベルに留まり、体重を活かすことはできません。

身体の線を真っ直ぐにするために、お稽古ではよく「背中を壁につけるように!」「上から何かで吊るされているように!」と言われるのですが、加えて個人的に心掛けていることが「気分は猫背気味に!」です。

空手に限らず、将来の腰痛予防にもなると思います。
ちなみに私はこの3つ+空手の基本の立ち方である“三戦立ち(サンチンダチ)”を意識すると、電車でつり革をつかまなくても揺れに耐えられるので、もれなく通勤中に“体幹チェック”をしています(笑)

次回は<イメージを掴む>について投稿していきます。

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