新年から“指導員としての知識・技術向上の場”と位置付けて<指導員候補クラス>が始まりました。
第一期ですが、館長のご経験から成長プロセスのイメージがあるのか、コースの年間予定が提示されており、毎回楽しく出席しています。
第一期と言えば、12年間の社歴で3年ずつ4つの部署を経験した中、後半の2所属は第一期生としての異動でした。
前例がないのは試行錯誤の連続で不安もありますが、ゼロスタートから創り上げた時の達成感は、かけがえのない想い出として記憶に残り続けるものだなと実感しています。
おそらく館長も手探り状態だと思いますが、<指導員候補クラス>では、座学での知識習得に主眼を置き、実技は各自の研鑽に委ねるため、道場で座学という新鮮な体験もさせていただいてます。
紙面で学んだことを実技で確かめるというのが、今のところのフローです。
①目指す方向性の一致
②実践と指導に必要な知識の習得
が目的ですが、約3年のお稽古を通じて学んだことの再確認・復習になっています。
まだ空手を指導する力量はありませんが“教える”というのは、深く理解していなければできることではないことを現職で痛感してきたので、インプットした情報をどう解釈してアウトプットしていくか…
今年は視座を高めて探求していきたいと思います。
力まないのは空手の基本の基ですが、先日、プロゴルファーの稲見萌寧選手のインタビューで興味深い記事を見つけました。
ゴルフで心掛けていることとして「ボールを優しく見る」とおっしゃっていましたが、理由は目に力が入ると身体全体が力むからだそうです。
おそらく誰でも、集中すると一点に目がいきがちですが、視界を広げる(※クリック)というのは空手においても、ブレがなくなり、ゆったり構える余裕さえ出てくるので、一つのポイントになるのです。
次回は<黒帯まであと一歩>について投稿します。