
武道学館の審査では「組手重視」か「型重視」で課題を選択することができます。
ずっと「型重視」で受審してきましたが、それでも約束組手と分解組手(※クリック)が課題にあるため、組手はやりません!というわけにはいきません。
“二刀流”で審査を受けることへの憧れもあるので、今回のブログを書くにあたり、自由組手に対して前向きになれない理由について、改めて考えました。
相手の動きに対する反応力が鈍いことが自他ともに認める欠点で、リラックスしながら相手の動きに対応して、お稽古通りの動きを出せるようにならなければいけません。
要は経験不足という程度で、決してトラウマがあるわけでもなく、大した理由もないのですが、組手のお稽古をする際の相手の雰囲気が嫌だなぁと思うことが多いのです。
戦闘モードで闘争心むき出し…ストレスの発散になるのもわかりますが、見ていてあまり気持ちのいいものではありません。
殴るにしても蹴るにしても(笑)、武道であることを忘れず、多少の敬意を持って、おもいっきり手足を打ち込んで欲しいと思ってしまいます。
実際、館長や黒帯の先輩方の動きを拝見すると、無駄な動きはなく、流れるように受け返しを行っています。
自由組手はまだまだ未熟ですが、お稽古で培った動きを対戦シーンでも出せるよう、試行錯誤を重ねながら置き換えられるようになりたいと思います。
“しなやかに・素早く・華麗に”これが私の<理想の組手>です。
次回は<指導員候補クラス卒業認定までの道程>について投稿します。